誰でもセット時間3分で決まる今風メンズパーマ

福島県郡山市で【メンズ専門美容室SIRIUS|深夜営業&メンズカットパーマが得意な半個室サロン】をやっています代表の仁夢です。

皆さんは毎朝髪のセットをするのにどれくらいの時間かかっていますか?

  • 髪を濡らす
  • タオルで水分を取る
  • ドライヤーで乾かす
  • スタイリング剤を付ける

大体の方がこのような工程だと思います。
そしてヘアカタログなどに載っている今風の動きのあるヘアスタイルを再現するにはヘアアイロンやコテなどが必須になってきます。それもするとなると10分〜15分くらいはかかってしまうと思います。

ヘアアイロンやコテを使ってのセットは慣れるまでなかなか難しく、時間もかかってしまうのでめんどくさくて断念してしまう方が多いです。
せっかく頑張ってセットしたのに時間がたつにつれて崩れてきてキープするのが難しいなんて声も結構耳にします。

しかしパーマをかければわずかセット時間3分で時間がたっても今風ヘアスタイルをキープできるようになるのです。

今日はそんな実例の1つをビフォーアフター写真で解説しながらご紹介します。

 

今風メンズパーマビフォーアフター実例

 

初めにビフォーの写真をご覧ください。

 

そこまで直毛で硬毛でもないのでカットするだけでもある程度の動きは出ますが、より無造作な動きを出したいのであればパーマが必要な髪質です。

ここから最近のメンズヘアの主流であるマッシュベースで無造作な動きのあるスタイルにしていきます。

初めにカットで動きが出やすくメリハリのあるシルエットを作り、量感を調整して土台を作っていきます。
それから毛流れや動きとボリュームが欲しいところいらないところを見極めてパーマをかけていきます。

 

続いてアフターの写真です。

 

いかがでしょうか?
ビフォーの写真と見比べると全体のフォルムにメリハリがつき、カジュアルで清潔感もある印象になっています。

内側を刈り上げてツーブロックにし全体的にやや丸みのあるシルエットにメンズらしい無造作な動きのある今風のヘアスタイルです。

学生から社会人までに人気のヘアスタイルで比較的挑戦しやすいヘアスタイルだと思います。

 

 

ベースカット解説

 

ツーブロックの刈り上げの部分のデザインは結構重要です。全て同じ長さで刈り上げたいなど人それぞれ好みはありますが今回はサイド側を短く、バック側を長く立体的に刈り上げています。理由としては立体的に刈り上げることで上の被さる髪との馴染みがよくなり、ハードになる印象を防ぎナチュラルな仕上がりになります。

サイドはやや前下がりにカットしてこめかみの位置に長さを残しています。こうすることでマッシュスタイルでも甘すぎないメンズらしい雰囲気になりますし、こめかみから顔を包み込む様なシルエットになるので誰にでも似合わせやすく小顔効果もあります。

前髪は仕上がりが眉と目の間になる長さが目力や雰囲気が出せるのでおすすめです。

バックの髪の長さ設定も似合わせるのにこだわりがあります。
横から見た時に高い位置に設定すると間延びした印象に、低い位置に設定すると野暮ったい印象になってしまいます。ではどうするか?あごラインの延長線上でカットします。そうすることで頭の形が綺麗に見え、360度どこから見てもメリハリのある美しいシルエットになります。

トップの髪は短すぎると毛先の動きしか出せなくなってしまうので今回は無造作な動きを出しやすいようにある程度長さを残してあります。

毛量調整も重要でただ削げばいいという訳ではありません。
削ぎすぎると長短がつき過ぎてしまい綺麗なカールが出にくいことがある為、削いでいい所とダメな所を見極めながら慎重に量感を調整しています。

 

パーマ解説

 

僕はパーマは毛流れを見極めてかけることとボリュームをコントロールしてかけることが最も重要なポイントであると考えています。

毛流れに逆らってかけると変な癖がついて逆にセットしずらくなってしまう原因になります。
自然な仕上がりを目指して基本的にしっかり毛流れを見ながらかけています。

メリハリのある収まりのいい仕上がりにするにはボリュームのコントロールは必須です。
全てボリュームが出るようにかけてしまうと収まりが悪くなってしまいます。
骨格補正を考えたときに今回はトップとつむじ周辺の後頭部にボリュームが必要だと判断したのでそこ以外はボリュームが出ないようにかけています。

メンズらしく仕上げるには【外ハネ】が大事になってきます。
外ハネで角を作ることで丸いフォルムを締めてくれる効果があります。
ご自身でセットした時に外ハネを再現できるようにかけているのもポイントのひとつです。

それから薬剤選定もパーマを綺麗にかける上で大事になってきます。
過度に髪の毛がダメージしないように髪質に合わせて薬剤を選定しています。
強過ぎる薬剤を使用したり長い時間置き過ぎたりすると過度にダメージしてしまう原因になります。

 

本当にセット時間3分?

 

 

冗談抜きで3分で決まります。

パーマは濡れている時が1番カール感が出るので完全に乾かす必要はないのです。
根元だけドライヤーで乾かして中間〜毛先が半乾きの状態でスタイリング剤を揉み込むのがベストでしょう。

さらに時短したい方は髪を濡らしてタオルドライをしてスタイリング剤を揉み込んで後は自然乾燥。これだけでも十分でしょう。

個人的にはスタイリング剤は髪に馴染みのいいファイバータイプのワックスや、艶の出るグリースタイプのワックスがおすすめです。
セットのコツとしては全体にスタイリング剤を揉み込んだ後に、ひし形シルエットになるように整えていくとバランスのいい仕上がりになります。
毛束を摘んだりねじったりして束感やハネ感を作っていくとなおいいでしょう。

 

時間をかけずに今風の仕上がりになるのがパーマの最大のメリットです。
今までヘアアイロンやコテなどを使用してセットしていた方も嘘のようにセットが楽になります。風などで崩れても手直ししやすいので時間が経っても無造作な動きをキープできます。

セットを楽にしたい方や現在の髪型に飽きて雰囲気を変えたい方におすすめですのでパーマをかけようか迷っている方は是非検討してみてください。

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